東日本大震災発災から10年を迎えて

東日本大震災発災から10年を迎えました。未曾有の大災害により犠牲となられた方々へ哀悼の意を表するともに、今もなお避難生活を余儀なくされている方々に心よりお見舞い申し上げます。新型コロナウイルス感染症対策のため中継により追悼式に参加致しました。

この間、政府では、東日本大震災からの復興を最重要課題と位置付け取り組んできました。その結果、地震・津波被災地域については、復興の総仕上げの段階まできております。一方で、原子力災害被災地域に関しては、復興・再生が本格的に始まった段階であり、今後も十分な支援が必要です。地域によって復興に相当な差がある状況です。

私も復興政務官として、福島県の原子力災害被災12市町村の訪問を進めております。コロナ下でなかなかスケジュール通りに進捗しませんが、皆様のお声をお聞きし、政府の政策に反映させる中で、復興のお役に立ちたいと考えております。

結びに、我が国は、東日本大震災だけでなく、多くの災害に見舞われてきました。それぞれの地域で、復興の取り組みが進められております。そのような取り組みに思いをはせる一日としたいと思います。

佐藤　啓

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