明るい社会保障改革推進議連提言について

人生100年時代の安心の基盤は「健康」であるとの考えのもと、全ての国民が健康に活躍できる「百年健幸」の国づくりを目指し、三方良し（個人の健康、社会保障制度の持続可能性、成長産業の育成）の「明るい社会保障改革」を推進してきました。
これまでの議連の成果としては、①保険者インセンティブの強化、②予防・健康づくりの健康増進効果に関するエビデンスを確認・蓄積するための大規模実証事業の創設、③地方自治体が成果報酬型の予防・健康づくりに取り組むための交付金の創設、④社会とのつながりを処方することで病気の予防に取り組む「社会的処方」のモデル事業の創設など多岐にわたります。
今回の提言では、新型コロナウイルス感染症の蔓延が長期化する中で、デジタル化とコロナ禍の新たな健康課題に絞って議論を行い、①データヘルスの更なる推進、②デジタルヘルス製品の社会実装の推進、③コロナ禍で顕在化した健康課題への対応、④エビデンスに基づく予防・健康づくりの更なる推進について提言をまとめました。来月にも政府において決定される骨太の方針や成長戦略への反映を目指していきます。